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すべては組合員のために

多治見陶磁器卸商業協同組合
理事長安藤 英利

 第73期定期総会にて第13代理事長に選出されました、丸山陶器株式会社の安藤英利です。どうぞよろしくお願いします。
 偉大な大先輩の強力なリーダーシップにより、22年間という長きにわたり多陶商牽引していただきました。
 そしてついに世代交代の時がやってきました。しかし私たちを取り巻く環境はたいへん厳しいものがあります。核家族化が進むと共にライフスタイルは大きく変化してきました。そして多陶商の組合員は365社をピークに減少し続け、今や102社となり、団塊の世代が引退される頃にはさらに大きく減少することが予想されます。
 持続可能な組合を模索します。つまり小さくなっても安定した運営のできる組合。小さくなっても組合員の皆様に変わらぬサービスを提供できる組合。小さくなっても美濃焼・陶業界のリーダーであり続ける組合を模索します。
 まず、理事・監事の人数を5名減の23人にしました。
 5人の副理事長には、共済親睦委員会、活路開拓委員会、広報渉外委員会、総務財務委員会、市街地活性化委員会の各委員長を兼務していただきます。
そして委員会を中心として組合運営のすべてを透明化し、全員が情報共有することから始めます。
 この一年は成果を求めず勉強の一年とします。勉強する中で、次世代の多陶商を担う人材を育成します。
 そして共済親睦委員会には共同仕入れの見直しと、共同販売の強化を。
活路開拓委員会には東京ドームとキュウライ市の確実な成功とさらなる販路開拓を。
広報渉外委員会には行政・DMO・セラミックバレー協議会等との関係を強化し、HPやSNSでの情報発信、組合員への丁寧な情報提供。
総務財務委員会は、計画的な建物管理と安定したテナント経営を。組合員の負担を軽くする策を講じてもらいます。
市街地活性化委員会は、イベントを通じて本町オリベストリートの賑わいづくりに寄与し、うつわや多治見の売り上げを伸ばす努力と、そして持続可能な陶器まつりの再構築を担当してもらいます。
 常に組合員ファーストの目線で組合運営を進めてまいりますので、ご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。